黄色の財布はお金がたまる。ピンクの小物は恋愛運が上がる。玄関が汚れていると、運が逃げる……そんな話を聞いたことはないでしょうか。これらは風水が元になっています。
風水は長い年月をかけて変化し、完成したと言われています。ですが、時代が変わるのと同様、最近は風水も変化してきています。また様々な流派があり、あっちの風水師とこっちの風水師では言っていることが全然違う、なんてこともありますね。ですが、風水を自分の生活に取り入れて運気を上げる場合、自分が正しいと感じるほうを選ぶのも重要なのです。なぜなら風水は、気持ちよく暮らして行くためのものだからです。例えば間取りにしても、違和感があったり、生活しにくかったりするようであれば、風水の意味はないのです。
風水なんて所詮は占い、そう考える人も多いでしょうが、昔から受け継がれてきた風水学は生活の知恵がぎっしり詰まったお役立ち情報でもあります。詳しく風水について学んでいくと、実は経験則や一定の理論があって成り立っていることがよくわかってきます。ただ、今と昔ではもちろん生活環境、生活スタイルが異なりますから、風水を気にしていたら現代社会では生活していけない、そんな場面が多いのも事実です。時代に合わない風水も出てきてしまう、それが結局、「所詮は占い」だと思わせることになるわけですね。
ですが、風水は、自分が気持ちよく生活するための知恵、なのだと思えば、自分ができるところ、正しいと思えるところだけを取り入れても十分なのです。疑ったり、流派ごとの差に戸惑ったりしないで、気楽に風水を楽しんでみて下さい。楽しめるということは、風水でなくても、すてきな開運方法です。